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点字ブロックが必要な時、必要ない時

駅のホームを歩いていると、よく駅員さんが声をかけてくれて
行きたいところまでガイドしてくれます。いつも感謝しかありません。
その際、最近私は最初に次の2点をお願いするようにしています。
・点字ブロックを無視して歩いて下さい。
・ご自分のペースで歩いて下さい。

駅員さんはおそらく視覚障碍者のガイド教育を受けているのだと思います。
懇切丁寧に色々説明しながら、ゆっくりと歩いてくれます。
そして必ず、点字ブロックの上を歩かせてくれます。
ただ、ガイドしていただいている時は、点字ブロックは必要ないな~、と思います。
一人の時はもちろん必要ですが、一緒に歩いているならあまり意味はありません。
点字ブロックは直角に曲がっているものなので、そのとおりに歩くとジグザグ歩行になることがあり、
無視すればそのまま一直線に行けるのにな~、と思うことが多々ありました。
わざわざ時間を割いてガイドしてくれているのですが、
対応時間が少しでも短縮できるなら、その方が良いと思います。
視覚障碍者が歩行訓練している場合であれば、話は別なんですけど。

こういうことは駅員さんでなく、一般の方でも同じようです。
「点字ブロックの上を歩いた方がいいですよね。」
と、ガイドして下さっている方によく言われます。
「ガイドしてくれてるのに、なぜ点字ブロックが必要だと思うのだろう?」
というのが私の感覚です。
状況によって必要だったり必要なかったりするものはあると思うのですが、
点字ブロックもその一例だと思います。
ただ、自分が当事者でない世界を状況に応じて理解するのは
なかなか難しいことなのかも知れません。
やはり、その都度会話していくことが必要なんだと思います。
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