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怪我をさせてしまうリスク

私は普段白杖を使って歩いていますが、気付かない通行人の方々は多いようで、
時々前から横から後ろから、足で白杖を跳ね上げられてしまうことがあります。
私自身も気を付けてはいるので、跳ね上げられた時にとっさに白杖を引っ込めてみたり、
ゴム部分に指をからめて白杖が手から離れないようにしたり、対策を立てています。
先日通勤中に東京駅構内を歩いていたところ、
私の左斜め後ろから歩いてきた人が、白杖に足を取られて転倒してしまいました。
杖先が左側を向いている状態で、両足に白杖を挟み込むような恰好になり、足の自由がきかなくなって転んだ形です。
「すみません、大丈夫ですか?」と声をかけたのですが、次の瞬間その場からいなくなっていました。
怪我をしていなければいいのですが、実際どうだったかはちょっとわかりません。
こういったケースは非常に稀なのですが、実はこれで3回目です。
過去2回も別の場所で、左斜め後ろから歩いてきた人が、白杖に足を取られて転倒しているのです。
それらは全て、両足に白杖を挟み込んでしまい、足のじゆうがきかなくなったことによるものでした。
こうなったら絶対転ぶだろうな、という状況です。
普通はピンポイントで両足の間に入ることなんてなく、単に白杖が跳ね上げられるだけなのですが、
よほどタイミングが悪かったとしか言いようがありません。
1回目の時は、先日同様転んだ後にすぐにいなくなってしまったので、
怪我をしていたかどうかはわかりませんでした。
2回目はびっくりしてうずくまっておられたので、
しばらく介抱させていただきましたが、たぶん怪我はしていなかったと思います。
怪我をさせてしまった時のことを考えると心配なのですが、
取れる対策が思いつかず悩ましいところです。
白杖歴約14年でわずか3回なのであまり気にしてもしかたないのかもしれませんが、
白杖が破損する確率よりは高いので、充分注意はしたいと思います。
人ごみの中では白杖を垂直に立てて持っているので、足が引っかかることはないと思うのですが、
人通りのまばらな場所に稀なリスクが潜んでいそうです。

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